北朝鮮について知りたいと思ったら手に取るべき本3冊を紹介

北朝鮮について知りたいと思ったら手に取るべき本3冊を紹介

生粋の北朝鮮キャラとして世間に名を馳せている私を羨望の眼差しで眺めている人も多いであろう。

そこで今回は手っ取り早く北朝鮮に詳しくなるための本3冊を紹介する。この3冊をしっかり読めば北朝鮮の政治、歴史、文化、社会のこと一通りがわかる。

3冊の本から得た知識を全面に押し出し、友人の前で嬉々として北朝鮮のことを喋ればあなたも私のように北朝鮮キャラゲットである。キャラゲット後のことは保障しないので悪しからず。

『北朝鮮ー変貌を続ける独裁国家』中公新書 平岩俊司著 

北朝鮮通史の標準的な概説書。北朝鮮建国から金正恩体制の始まりまでを扱う。北朝鮮がその時々の国際情勢に合わせて国家体制を変えてきた点を強調している点が特徴的。北朝鮮が自らのエゴだけではなく各国の思惑と交差しながら生き残ってきた点を鮮やかに描き出している。

『北朝鮮現代史』岩波新書 和田春樹著

これも北朝鮮の標準的な通史。個人的には平岩本よりも少し読みづらいように感じた。前述の平岩本より北朝鮮史における「人」に関する記述が多め。北朝鮮が「遊撃隊国家」から「正規軍国家」へと移行した分析が筆者独自の視点。

『北朝鮮入門』東洋経済新報社 礒崎敦仁・澤田克己 共著 

前の2冊よりも歴史面の記述は薄いが、金正恩体制における北朝鮮の文化や社会の現状の記述が厚い。イラストやグラフ、写真も豊富で北朝鮮の今をリアリティを持って感じるのにおすすめの一冊。

最後に番外編として一冊紹介する。

『北朝鮮帰国事業ー「壮大な拉致」か「追放」か』中公新書 菊池嘉晃著

かつての「北朝鮮帰国事業」について扱った新書。今から50年ほど前、多くの在日韓国人とその家族(日本人を含む)が合法的に北朝鮮に渡った衝撃の歴史を紐解く。個人的に北朝鮮帰国事業のことはぜひ日本人に知ってほしいと思い、番外編として紹介した。