よいサークルの条件は「独立自尊」!?

よいサークルの条件は「独立自尊」!?

新歓期間の終わりに

3日間の大学の新歓期間が終わった。この期間は「新歓ダリィ〜」と言いながら、必死にビラを配る上級生の滑稽な姿が見える。イキイキしていない先輩から紙切れを押し付けられ、新歓LINEに招待される一年生がかわいそうだ。

いきなり自分のことを棚に上げてしまい恐縮だが、僕が所属するサークルも他の団体と同様、新しいメンバーを迎えるべく新歓活動に臨んでいた。幸運にも多くの新入生が私たちの活動に関心を持ってくれて、体験会は大盛況になった。本当にありがたいことだ。

弊サークルには変人が集まる

さて、弊サークルの肝心の活動内容は「ディスカッション」である。種々のテーマでの議論を通じて、様々な価値観を知ったり、知の地平線を広げたりすることを目的にしている。

大学のサークルでわざわざ議論をしようとする人は大体、変人である。普通の大学生ならサークル活動を通じていたずらに快楽を求めようとするからだ。大半がテニサーやダンサーでラケットや腰を振りまくる。

そんな普通の大学生活をかなぐり捨て、僕らのサークルに来てくれる人は、好奇心旺盛で向上心が強い人が多い。普通の人からすればだいぶ「変人」だ。

(ちなみにその象徴が僕だとも言われている。そうでしょうか?)

そんな変人たちと一緒に議論できたこの2年間の経験は何ものにも変えがたい。

よいサークルの条件とは?

僕らのサークルは皆が好奇心旺盛で学外の活動にも積極的に活動している人が多い。これは素晴らしいことであると同時に、僕らのサークルが存続していくためには不可欠の条件でもある。

議論が充実するにはそれぞれの人生経験が物を言う。依存したり、群れたりするサークルだといい議論なんてものは絶対に生まれない。価値観がサークルの中だけで収束し、議論が単調になるからだ。

メンバーが議論の場で自分なりの知見を提供できるかが議論の質を決める重要なファクターなのだ。

しかも、僕らのサークルは決して群れない。それぞれが一定の距離を保っている。だからこそ、議論の場ではいい緊張感が出て、意思なき共感を排除できる。

それぞれのメンバーがいい意味でプライドを持ち、アクティブに活動しているからこそサークルで集まった時はその経験で得た知見を遺憾無く発揮する。僕らのサークルにはいい循環が回っている。

サークル選びに重要なのは自分が何に興味があるかではない。重要なのはどんな先輩がいて、先輩同士でどんな関係を築いているかだ。

くだらない同調圧力があったり、群れてたりしたら、いくら興味のあるサークルでもそこからは手を引こう。くだらない大学生活が待っている。

うちの大学のスローガンは「独立自尊」だ。意味は人の援助を受けず、独り立ちして、自らの尊厳を保つこと。奇しくもこれはよいサークルの条件を満たしているのではないか。それぞれのメンバーがプライドを持ち行動している環境こそ本当の意味で過ごしやすいのではないかと思う。

大学生活で大切になるサークル選び。一年生にはそのサークルが自分が本当の意味で自由に行動できる空間なのかを考えてほしいと願っている。