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【2日目①】アメリカで交通事故&救急車に乗車【危機一髪】

【2日目①】アメリカで交通事故&救急車に乗車【危機一髪】

第一日目の模様はこちらから

【1日目①】旅の開幕【サンフランシスコ詐欺】

【1日目②】トランプを支持するホストの心境はいかに!?

 

第二日目 現地時間 7月30日

薄氷

長い長い1日目が終わって、ローカルアメリカン体験の始まり始まりと行きたいところだった。

 

なのに

 

 

僕は

 

死にかけた

 

 

これは別に冗談でも比喩でもなんでもない。

 

それに大学生の常套句

「全然勉強してないし、単位落とすわ。死んだwww」といった類の「死」でもない。

マジのマジで死にかけたのだ。

詳細

もう少し詳しく説明しよう。

見通しのよい左右2車線の道路を走行していた時のことだ。僕は助手席(アメリカなので車の右側)に座っていた。

目的地を通り過ぎてしまったために運転手でホストマザーのパットは側道に車を入れた。そしてUターンを試みたのである。

ハンドルを左に切り(右側通行のため)、車体をくるりと回した瞬間、そこにはスピードをあげた大型トレーラーの姿が。時すでに遅し。

 

 

ズドン。

 

 

アメリカでしか見ないような、黒色のバカでかいトレーラーが僕らの車の左後ろの方にズドン。

 

ガラガッシャーン。

 

僕らの車が悲鳴をあげる。

ガラスが割れる。叫ぶパット。腰に鈍い感触が走った。衝撃一尖。でも、「死ぬう」とか「怖いぃ」という感覚はなくて、テレビで衝撃映像を見ているような感覚だった。

あまりに一瞬の出来事だったからだと思う。

僕らの車は後部が木っ端みじんになりながら、右側の車線の側道につっこみ、とまった。

 

静寂

 

事故か?

 

事故だ。

 

でも、僕は歩いている。息もしている。

 

ふうううううううううう。

 

運よく生き残った。左の腰が痛い。

でも、パットは動けない。意識はあるが、かなりの怪我をしているのが素人目にもわかる。悲鳴があたりを包む。

ここはアメリカ。アメリカで交通事故に遭った。

 

これは

 

修羅場だ

 

木っ端みじんになった事故車。(衝撃的なのでモザイクで加工済)僕は一番被害が軽い右前に座っていた。後部座席に座っていたら死んでいたかもしれない。

出血

僕らの車とトレーラーのせいで道は大渋滞。そのとき交通整理をしてくれたおっちゃん。すばやく救急車を呼んでくれたおばちゃん。本当にあざした!!!!

アメリカの優しさに感動していると、遠くからサイレンの音が聞こえた。救急車だ。ぞろぞろと救急隊員が降りてくる。

まずはパットの救出から。少し体を動かそうとすると、

 

「ウオ ギャーアアアアアアアアアアアア」

 

これは相当ひどそうだ。ホームステイ2日目にして、かなりやばい状況である。

ひげを蓄えた救急隊員のおっちゃんが僕に向かってくる。背骨から首にかけて、しきりに触る。触られている感覚がある。

なにか聞かれたが正直聞き取れなかったので、とりあえず僕は大丈夫だと伝えた。窓ガラスの破片でほっぺたにスラッシュが入っている。そこから血が滴り落ちているけれど、とりあえずは大丈夫だ。

大丈夫だよ。本当に。え、救急車、僕も乗るの? 大丈夫ですけど。。

期せずして僕はアメリカの救急車に乗ることになった。

未知の体験に

 

ワクワク

 

する余裕は

さすがに

 

ない。

 

乗車

アメリカの救急車は日本のものよりも質素な作りで、医療器具はあまりない。僕は車内の椅子に座らされて、器具で首を固定される。固定されたほうが痛いんですけど….などとは言えず、背筋を伸ばしておいた。

生年月日を聞かれる。レスキュー隊員の人がそのまま車内でも治療をする。日本のようにレスキュー隊員と救急救命士がはっきり分かれているのではないらしい。

 

ふむふむ。へえ。日本とアメリカ、こんなところも違うんだあ 

 

感心している場合ではない。私はかなり修羅の道にいる。救急車がすこし揺れるたび、パットは絶叫する。左側からぶつかられたので、運転手のパットが生き残れたのは本当に幸運だったのかもしれない。

 

近くの救急センターに到着した。またまた期せずして、アメリカの病院に厄介になることになった。

未知の体験に

ワクワク

する余裕は

もちろん

ない。

 

僕はくそデカため息をつきながら、病院に入った。このあたりから僕はため息が多くなる。事故の衝撃で出たアドレナリンが切れてきたみたいだ。

Part2・病院編はこちら

【2日目②】アメリカの病院で治療を受けた【英弱】