【5日目】生活を知って文化を知ろう【アメリカ】

【5日目】生活を知って文化を知ろう【アメリカ】

4日目の模様はこちら

4日目】アメリカでの食事はとにかく量に注意!【でぶ活】

5日目82日(現地時間)

@アメリカ合衆国カリフォルニア州エルドラド郡

生活

人間がいるところには必ず生活がある。

でも当たり前すぎて、忘れてしまう。

普段、自分の世界だけで暮らしているとなかなか気づかないことだ。

ホームステイではそのことに改めて気づかせてくれる。仕事をし、食事をし、洗濯をし、人は死んでいく。

今回のホームステイでは人に生活があることを知った。僕以外の人がどんな生活をしているのか。そのことを知るのは自分以外の人への想像力を持つことに他ならない。

この想像力を持つことってなんだかとっても大切な気がする。うまく言葉にできないけど。

住処

今日まで僕をお世話してくれたホスト、ジーンのお仕事は歌を歌うことだ。

そのジーンは今日、二つのコンサートがあるという。

どちらも介護施設での開催。

午前中一発目のコンサートはジーンのバンド仲間とのステージ。このバンドメンバーがめちゃくちゃかっこいい。もう70歳ぐらいかな。そんなおっちゃんたちが集まって、楽しそうに音楽する。

特に、ドラムを担当していた、グレーは最高だった。巨漢だが、可愛らしくドラムを叩き本当に楽しそうに音楽をする。笑顔が飛び散っている。グレーは黒人だが、その黒い肌に白ひげがまた似合っている。

いい歳のとり方をしているなあ。好きなこととその好きなことでつながった仲間。本当に楽しそうでまぶしい。

僕はこんな風に齢を重ねることはできるのだろうか。

二軒目はこれまたホスピスのようなところ。今度はジーンのソロステージだ。

僕は機材を出すお手伝いをして、ジーンは歌った。ジーンはエルヴィスブレスリーが大好きで、エルヴィスの格好をしながら歌う。

「ウエヲムイテ~アルコウ~」

「ミアゲテゴラン~ヨルノホシヲ~」

時々に坂本九さんの曲を織り交ぜながら、コンサートは進んでいく。坂本九さんはこのエルドラドでも根強い人気がある。

さて、この2つ目の介護施設には、底抜けに明るい黒人のスタッフさんがいた。

分け隔てない明るさ。ともすれば暗い雰囲気になりがちな介護施設も彼のニコニコが雰囲気を変えていけるようだった。素敵だ。こんな笑顔はなかなか日本でも見ない。彼はどうしてここで働いているのだろう。

一つ目の会場でも二つ目の会場でも観客の方は施設の入所者の人だ。

どこにでも人はいるんだなあ。人がいるってことは生活がある。

普段の生活では気づくことのない自分以外の「生活」

他の人がどんな生活をしているのかを知ること。ちょっと変態チックだけど

それが本当の文化を知るということなのかもしれない。