北朝鮮の数学の教科書がヤバすぎる件について

北朝鮮の数学の教科書がヤバすぎる件について

問題文がヤバイ

北朝鮮の教科書がヤバイ。

何がヤバイのって、教科書の問題文。こうもしれっと洗脳させようとしてくるんだから、本当に困った国でございます。

イメージがわかないと思うので、実際の問題を見てみましょう。問題文は『北朝鮮の核心』という本からの引用です。

とにかくアメリカをディスりたい問題文

とにかく北朝鮮は「アメリカはクソ!」と洗脳させたいので、こんな問題文になります。

「祖国解放戦争のとき、人民軍の勇敢なおじさんは最初の戦いでアメリカ帝国主義者どもを265人やっつけました。2回目の戦いでやっつけた人数は最初の戦いでやっつけた人数を70人上回りました。2回目の戦いでは何人やっつけたでしょう。また、1回目と2回目でやっつけたのは全部で何人ですか?」

『北朝鮮の核心』著 アンドレイ=ランコフ

「祖国解放戦争のとき、人民軍の勇敢なおじさんたちは一回の戦いで374人の強盗アメリカ帝国主義者どもをやっつけました。捕虜としてつかまえた人数はやっつけたアメリカ帝国主義者どもの人数を133人上回りました。捕虜は何人ですか?」

同上

「人民軍の勇敢なおじさん」

「強盗アメリカ帝国主義者ども」

「捕虜」

およそ教科書の中に出てくるような言葉とは思えません。問題文の治安が悪すぎます。事案です。

韓国を憐れみたい問題文

韓国は貧しく、アメリカに搾取されていて、かわいそうな国。北朝鮮はそんなイメージを国民につけたいと思っています。

するとこんな問題文になります。

山犬アメリカ帝国主義者どもにいじめられている南(※韓国のこと)の村が洪水にあい、78軒の家が完全に壊れてしまいました。一部が壊れた家の数は完全に壊れた家の数を15軒上回っています。一部が壊れた家の数と完全壊れた家は全部で何件ですか?」

同上

いやあ。なんだかすごいですね。この問題文を真剣に読んで北朝鮮の子どもたちは算数を学んでいくんですよね。にわかに信じがたい… 題材が「壊れた家」というのもぶっ飛びポイントです。

日本では太郎くんがリンゴを買ったり、花子ちゃんが池の周りを回ったり、点Pが動き始めるだけで、阿鼻叫喚の嵐だと言うのに!

指導者を崇め奉りたい問題文

北朝鮮にとって、何より大切なのが、指導者への服従です。そのためにはこんな問題文になります。

敬愛する首領・金日成大元帥様と偉大なる金正日元帥様の懸命な指導により、新しく建設されたある貯水池の面積は3000町歩である。これが正方形だとすると1辺の長さは?」

http://www.tv-asahi.co.jp/ss/50/news-sp/top.html

なんと言うか、政治的な問題文ですね。いや、「政治的な問題文」ってなんやねん。聞いたことない日本語…自分で書いていて不思議な気分になります。

こちらもぜひご覧ください。

さいごに:お国柄が出る問題文

やっぱり教育って、悪く言えば集団洗脳なんですよね。北朝鮮がこんな文章を教科書に書いているってことは洗脳に有効ってことですもん。

日本の教科書が

「敬愛する首領・安倍晋三同志の懸命な指導により、森友学園が非常に立派に建設されました。その土地は縦が50メートル、横幅が50メートルです。森友学園の面積はどれくらいでしょう?」

なんて問題だったらいやだなあ。

日本に生まれてよかった。太郎くん、花子さん、点P。これからも平常運転でお願いします。