【前編】韓国人は日本人を許してくれるのか?

【前編】韓国人は日本人を許してくれるのか?

悪化する日韓関係

悪化する日韓関係に、朝鮮半島研究を志す者として気を揉んでいます。こういう時こそ問題の根源はどこにあるのか?を調べなくてはならないと思います。

書物を通じて浮かび上がってきたのは、日韓関係が孕む構造的な問題でした。

前編と後編に分けて、少し皆様と日韓関係について意識できるといいと思っています。

タイトルに込めた意味

この記事のタイトル:韓国人は日本人を許してくれるのか?には、日韓の中に横たわる構造的な問題を意識させようとの思いを込めました。

その構造的な問題とは

韓国人は日本が謝っているのはわかっているけれども、その日本の謝罪を受け入れたくても受け入れられない

というものです。

これからこの構造がなぜ生まれたのか?どうすればいいのか?について考えていきたいと思います。

反日がアイデンティティ

改めて、日韓の間にある構造を確認すると、日本は謝罪をしているけれども、韓国はそれを受け入れることができない。しかも、受け入れたくても受け入れることができないというものです。

なぜ韓国は受け入れることができないのでしょうか?ざっくり言えば、韓国が日本に対抗する形で出来上がった国であるからです。

現在の韓国が建国されたのは1948年。その2年後には朝鮮戦争が発生します。その朝鮮戦争の漁夫の利を得て、日本はすぐに戦後復興を成し遂げました。

自分たちをいじめた日本は自分たちの戦争を利用して、すぐに復興して、韓国人はまた戦争で苦しんでいるなんておかしい!

建国間もない韓国人がこのように考えるのも仕方のないことです。こうして韓国の中で反日感情が出来上がっていきました。

自分たちを苦しめた日本がすぐに復興している。自分たちも韓国に日本に追いつき追い越さなくてはならない。建国間もない頃の韓国人にはその意識が貫かれていました。

その意識をまとめ上げ、国民を統合し、経済を強くするにはやはり日本の悪として描く必要がありました。反日が韓国人にとってアイデンティティでした。このアイデンティティは世代を超え、韓国の中で受け継がれてきました。

韓国にとって、日本は自分たちのアイデンティティを維持するために悪役であってもらう必要があったのです。

だからこそ、いくら日本が謝ったところで、どうしても韓国の中には日本を許すことができません。日本を許すことは自分自身のアイデンティティを否定することになるからです。

日本が韓国に対して誠実になろうとしても、韓国はそれを拒絶します。それは自己防衛のためです。アイデンティティを守るためです。

だからこそ、韓国人が日本の謝罪を受け入れることができるのかが焦点になっていると私は思っています。

今回はここまでにしましょう。後編では、日韓の間に横たわる構造的な問題はいかに解決できるのか?について皆さまと一緒に考えていきたいと思います。

後編はこちら↓