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現役の大学生が語る!「政治」を学ぶ意味とは?

現役の大学生が語る!「政治」を学ぶ意味とは?

ラクな「政治学科」での大学生活

大学では政治学科に属しています。遊びたい大学生にとって政治学科はパラダイスです。難しい勉強はありません。単位も簡単にふってきます。楽です。バイトにサークルに、恋愛などなどやりたいことが思う存分できると思います。(小生所属のKO大学法学部政治学科だけがソースです)

裏を返せば、学問の面で何も身につかない可能性は高いです。政治学科でぬぺっと過ごしていると、面接官の「学生時代は一番何を頑張りましたか?」という質問に「サ…サークルっす…」と答えに窮すること請け合いなのです。

そんな学科に2年間通いました。ともすれば、「何を勉強しているの?」と思われてしまうのが「政治学科」です。だからこそ、「政治学科」で学ぶ意味や「政治」を学ぶ意味を見出したいと思いながら通っています。

今回は「政治学科」で見つけ出した「政治」を学ぶ意味について書いていきます。なんとなく政治学科を選んでしまいそうな高校生にも読んでほしいと思っています。(政治学科に所属する大学生の自己保身の域を出ないことは重々承知しています)

「政治」を学ぶ価値をなんとか見つけ出した

僕はこの2年間で、「政治」は「まわりくどい存在感」を持っていることに気づきました。(「まわりくどい存在感」←この表現自体がまわりくどい…)

政治が持つ「まわりくどい存在感」とは?

普段、生活の中で「政治」を実感することなんてほとんどないでしょう。だからこそ、若者は政治に関心を持たないし、選挙にも行きません。

「政治」が僕らの生活に影響を及ぼしている!なんて思うことは、ほとんどないでしょう。消費税増税ぐらいでしょうか。

でも、確かに「政治」は社会を作っているし、動かし続けています。「政治」は「法律」というみんなが従わなくてはいけない「ルール」を作ったり、税金をどう分配するのかの「予算」を決めたりしているからです。

「政治」は社会の基盤を作っています。それゆえ、僕らは普段の生活で気にすることはないのですが。政治は間接的にではありますが、僕らに影響を及ぼしているのです。

「まわりくどい」から勉強する

人はすぐに成果を求めます。自分が成長している実感がほしいからです。人の性とは相入れないのが政治学科での勉強です。自分の勉強が実生活でどう役立つのかわからないからです。

でも、その「手応えのなさ」があるからこそ、勉強する価値があると僕は思っています。みんなやりたくないですからね。そんな勉強。ある意味、ブルーオーシャンです。

「数学なんて勉強したってどこで役立つんや!!!」って中学のヤンキーが言ってましたよね。このヤンキー、政治学科でも同じことをいうでしょう。

「政治なんて勉強したってどこで役立つんや!!!」

どこで役に立つかわからないほど「政治」は世の中で役に立っているのです。

政治は僕らの見えないところで社会を作っています。だからこそ、「政治」を学ぶことで社会の根本がどうなっているのかを深く理解できます。

政治には、科学で言う所の「基礎研究」的な意味合いがあるのです。「まわりくどい」からこそ勉強する価値がある。それが政治学なのです。(多分)

「理想の社会」を考える「政治学」

「政治」のエッセンス。それは「意思決定」です。人がどう折り合いをつけて、公平に資源を分配するのかを決めるのが「政治」なのです。

多くの政治学者はこの「意思決定プロセス」をどうすれば公平にできるのかを考えてきました。理想の世界はどうすれば実現できるのかを考えてきたプロセスでもあるのです。政治学を学ぶことは彼らの叡智を学ぶことと同義なのです。

以下蛇足になりますが…

政治を勉強する意味は政治そのものを理解するだけに止まりません。「政治」のようなものは僕らの周りにあふれています。「多数決」なんて最たるものですね。政治学を学び、そのエッセンスを抽象化することで自分の生活に応用することもできるかと思います。

速くて複雑な世界の中での政治は「遅い」

人は人は一人では生きていくことができません。だから、古代より「政治」が行われてきました。古代ギリシアの時代から随分と社会は複雑になり、速くなりました。

でも、その一方で驚くべきほどに「政治」の進化スピードは遅いです。いや、遅くならざるを得ないのです。「政治」は究極的には「理想の社会とは?」を考える営みです。その営みには時間がかかります。政治が世界に追いついていけていないのです。だから、政治は「遅く」なるのです

高速で変化しつづける世界で理想の社会とは?を考えるのは本当に骨が折れる作業です。答えもありません。もはや考える必要もないのかもしれません。

でも確かに、政治は僕らの生活で「まわりくどい存在感」を持っている。やっぱり考える必要がありそうです。「政治」が目指す方向が社会の目指す方向だからです。

僕はあとの2年間でもう少し「政治」を、そして「理想の社会」について考えてみたいと思っています。できれば、できるだけ多くの人と一緒に。