大久野島のうさぎがかわいすぎた件について

大久野島のうさぎがかわいすぎた件について

最後くらいはねえ

ひろしま旅行の記事もとりあえず今回で終わりとなります。

気づけば、<戦争>がテーマの旅行となっていましたが、純粋に楽しめるようなスポットもいいじゃないか。ということで今回ご紹介するのは、うさぎの島「大久野島」です。

大久野島に上陸するには

「忠海」という駅で降りることになります。「ただのうみ」と読みます。まあ、瀬戸内海もただの海といえば、そうなんですけど。

駅から歩いて5分ぐらいでフェリー乗り場に到着です。行列ができています。行列が嫌いですという記事を書いたのにも関わらず、行列に並ぶハメになりました。ここまできたのですから、仕方のないことです。(参考URL→【語り】2種類の「行列」と人類

 

フェリーに乗って10分ぐらい。大久野島に到着です。

「うさぎの島」の本領発揮

上陸すれば、そこらへんにたくさんのうさぎがおります。

観光客からにんじんやらキャベツやらをもらって、もしゃもしゃとやっているわけです。

うん。かわいい。来てよかったですね。

うさぎ以外にも

うさぎ以外にも見所はあるものです。

やはり瀬戸内海の離島ですから、そこからの眺めは素晴らしいものです。

昨年の夏に初めて瀬戸内海に行ってから、瀬戸内海のファンになってしまった僕ですが、やはり素晴らしい。

瀬戸内海でこんなに感動できるのも僕が内陸県出身だからでしょうか。

多くの島々が点々としている瀬戸内海。これを「多島海」というわけですが、そこにフェリーがさっと進んでいく。その光景は非日常を感じるには完璧なものです。

外国人の方も多いです。日本の中から「大久野島」を選んで観光にくる。なんとセンスがいいのでしょうか。

ようこそ。日本へ。

少し頑張ってみましょう

少し頑張って、大久野島の一番高いところへ登ってみましょう。

もちろん、地べたから楽しむ大久野島も素晴らしいです。しかし、高いところで、潮風を浴びながら、汗を乾かすのもなかなかいいものです。

なんでうさぎがいるの?

それにしてもなんでこんなにうさぎがいるのでしょうか?

他の島にはこんなにうさぎはいないのですが。なんでなのでしょうか。

それはかつて、この「大久野島」で「毒ガス」が作られていたことと無関係ではありません。

「大久野島」では第二次世界大戦期、日本軍によって毒ガスの生産工場が置かれていたのです。今でもその名残はいたるところにみられます。

うさぎたちはその「毒ガス」の実験のために使われていたとも言われています。しかし、あまり資料が残っていないので、確かなことはいえないようです。

 

毒ガス工場の遺構です。
軍の名残を感じる
人工物

 

 

 

 

 

 

 

うさぎたちが「実験」に使われていなかったとしても、かつての島の負の歴史を隠すために多くのうさぎが「大久野島」にいるのだとしたら?

うさぎへの目線が単純にかわいい小動物をみるものから、哀れみを持ったものに変わってしまいそうです。

歴史を知ることは往往にして現実の楽しみを奪ってしまうことがあります。

結局こうなっちゃうんだね

純粋に楽しめるスポットを訪問してもいいじゃないかということを最初に申し上げましたが、<歴史>を知ってしまうと、そうもいかなくなってしまいました。

<知らぬが花>という言葉がありますが、この島の歴史は、知らない方が大久野島を純粋に楽しめるものなのでしょう。

一方で歴史を知ることで、懐の深さを感じることもできるのです。どっちをとるかはあなた次第です。

いずれにせよ、大久野島。素晴らしいところですよ。

5月26日午後。訪問。舌代。

 

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