カントが教えてくれた自己啓発本のクソさ

カントが教えてくれた自己啓発本のクソさ

自己啓発本=麻薬

自己啓発本を読むのはクソです。

本当に自己啓発をしたいなら自らの内発的なエネルギーを用いなければならないからです。

ザクっと読める自己啓発本で高まったエネルギーなど大したエネルギーではありません。

自己啓発本はまさに麻薬。すぐにエネルギーは切れてしまいます。

本当にすごい人ほど自己啓発本なんて読んでいないのです。

古典を読もう

自己啓発本などに頼らずに自らを高め、自らを成長させようと思わねばなりません。

物質的な成長(筋力増強、体重増加など)以外の精神的な成長を望むのなら古典を読みましょう。古典を。

現在発売されている自己啓発本は100年後や1000年後は確実になくなっています。

しかし、我々が生まれるはるか昔から読まれ続けた古典はおそらく100年後も1000年後も生き残り続けるでしょう。

それだけ古典の中には人類一般に通用する知恵が残っています。

しかし古典は難しいです。

全部理解する必要はありません。エッセンスを拾っていく読み方をしましょう。

ここ面白い!と思ったところにマーカーを弾いていきます。

面白いポイントがない人はここはすんなり理解できたというポイントだけでもいいです。

すると確かに!と膝を叩きたくなる内容が含まれているはずです。

ここでは私が読んだカントの『永遠平和のために』から面白いと思った部分を少し引用してみましょう。

長く生きる人類の悪徳の大きさを考えると世界を覆う洪水によって地表から一掃されるのが人類にはふさわしい運命と言うべきだろう

幸運の恵みによるものは自分の功績にすることはできない

生きることの重荷が生まれた理由としては(中略)才能、熟練、趣味、そしてその結果として奢侈は道徳の発達よりも早く発展する

文化が完成されなければ永遠につづく平和はあり得ない

意外と面白くないですか!

うなるところがありませんか!

脳に訴えかけてくるテーマじゃありませんか!!!???

…あまり共感してもらえないかもしれませんがお話を続けます。

天才との対話

自己啓発本を出版することはビジネスです。売れなければ意味がありません。

よって多くの人が手軽にザクザク読めるように作られます。

しかし、古典は違います。カントは商業ベースではありません。アリストテレスもプラトンもロックもモンテスキューも。

古典は儲けるために書かれた書物ではありません。この古典の根本的な性質がとても重要です。

本当に大切なことはお金儲けの中には宿りません。

カントは本を通じて本当の読書をするように訴えかけてきます。

私の思考を追いなさい。

思考を追う中で私と議論しなさい。

なぜ私の考えが生き残ってきたのかを考えなさい。

古典を読めばカントと対話ができます。

天才との対話こそ本当の読書。自己啓発本では本当の読書はできません。

カントはそんじょそこらの天才とはレベルの違う天才です。その天才と対話をせずに成長などできるわけありません。

逆に言えば古典を読めば簡単に天才と話ができるのです。実に素晴らしいことではありませんか。

古典を読みましょう。自己啓発本とはサヨナラしましょう。カントはそんなことを僕らに教えてくれています。

蛇足①

蛇足ですが、下のツイートにあるように、古典を読むと普通の本が異常に読みやすく感じられるようになるありがたい副作用があります。

蛇足②

自己啓発本ではなく古典を読みたいと思った読者諸氏は以下のリンクからKindle unlimited の登録をしてみましょう。多くの古典が収納されていて、つまみ読みすることができます。

こちらからもどうぞ