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【語り】一人旅の危ないところ

【語り】一人旅の危ないところ

先日、広島に一人旅をしたことはこのブログ上でもお伝えした通りです。その中で感じた【一人旅】の危険性について語ります。まずは【一人旅の魅力】から確認します。

一人旅の魅力

一人旅の最大の魅力は自由に行きたいところにいけることでしょう。他の人を気にすることなく、自由気まま。非日常の中で【人間】を謳歌している。そんな気持ちがするものです。

そんな魅力を持つ【一人旅】 世間受けもいいものだと思っています。

偏見でしょうか。【自分探しの旅】というものがもてはやされたように、一人旅をする人は、自立していて、孤高の人。自分に向き合っている。そんな印象を持つ人も多いのではないかと思うのです。

一人旅を分析してみる

一人旅が本質的に他の旅と違ってくるところは、やはり【一人】であるということです。何を当たり前のことをと言われてしまうかもしれません。が、大切なことなので強調します。

【一人】であることを言い換えると、旅先でのことを全て自分で受け止めるということです。旅先で観光地に行こうが、カフェでぼーっとしていようがそれら全てが自分自身に降りかかってくるということです。【一人旅】は自分の心の感度を確かめる営みであると言えるのです。

しかし

一人旅の危険性

【一人旅】は危険性を孕んでいます。それは、何を隠そう、一人だからです。

一人である=自由である は【一人旅】が賞賛される理由でしょう。しかし、一人旅は自分自身に向き合うしかありません。すなわち、自分自身からは【自由ではない】ということです。

自由に行きたいところにいける。本当にそうでしょうか?

【自分の興味のあるところにしかいけない】という考え方もあると思うのです。視野が狭くなっているという考え方もできるでしょう。

【一人旅】=【自由】は疑ってかかる必要がある【思い込み】だと思うのです。

【自分探しの旅】って旅先で自分見つかったら怖くない?

ネットで見たフレーズです。その通りだと思います。一人旅はしばしば自分探しの旅に言い換えることができます。

人間は自分を相対的にしか獲得できないのです。他の人との対話やアートを見ること、本を読んで見ることなどなど。そのような営みの中で、偶然的に自分の感度とか、興味とかにぶつかるものです。

しかし、自分に支配されてしまう【一人旅】では偶然性があまりないかもしれません。自分が行きたいところにしか行けないという考え方ができるからです。

一人旅をすれば自分が見つかるという言質。それは一人旅が自由なものだから。本当にそうでしょうか。自分を見つけるという行為と一人旅の営みは矛盾しうる可能性があります。

【旅先での自分】は見つけられる可能性は高いと思いますが。

 

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