【すぐ行け】板門店を観光する時に気をつけておきたいポイント

【すぐ行け】板門店を観光する時に気をつけておきたいポイント

板門店は朝鮮戦争の休戦ライン・北緯38度線に位置する南北分断の象徴です。韓国と北朝鮮が直接対峙する様子は民族分断の悲劇であると同時に世界でも珍しい政治観光地としての性格を持ち、世界から多くの観光客を受け入れてきました。

現在でもソウル発着を中心に板門店ツアーが催行されており、誰でも訪れることが可能です。

今回は板門店を訪れる時に気をつけておきたい点をお伝えします。なお私は韓国側と北朝鮮側の2方向から板門店を訪れたことのある数少ない日本人です。

ポイント①:行きたいと思ったらすぐに行く

板門店へ行ってみたいと思ったらすぐに旅の予定を入れること。すぐに飛行機のチケットを取り、ホテルを予約し、板門店へのツアーを申し込みましょう⬇︎

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なぜなら板門店は行きたい時にはもう無くなっているかもしれないからです。板門店は政治的な場所です。もし劇的に韓国と北朝鮮が統一をしてしまったら今の状態の板門店は無くなるでしょう。北朝鮮が崩壊した場合も同様です。

もちろん板門店は韓国側には2万人ほどの観光客が訪れる一大観光地です。仮に南北統一が実現しても跡形もなく消える場所ではないでしょう。

しかし、統一してしまえば、現在のように韓国軍兵士と北朝鮮兵士がわずか数mの距離しか離れていない中、緊張感バリバリで対峙し合っている雰囲気でなくなるのは確実です。

きっと日本の観光地は50年後も100年後も跡形もなく消えるなんてところはないでしょう。しかし板門店は10年後も今のままで存在し続けることは全く保証できません。

板門店ならではの性質がありますのでぜひ行きたい人はお早めに。

ポイント②:心を寛大に

金日成の署名記念碑(@板門店 筆者撮影)

板門店は言わずもがな韓国と北朝鮮が直接対峙する最前線です。ゆえに板門店へ観光できるかどうかは南北関係の機微に大きな影響を受けます。南北関係が悪化すればいきなり「いけなくなりました」なんてことは日常茶飯事。少しニュースにアンテナを張っておけば行けるか行けないかを察知できるかもしれません。

私が昨年9月に北朝鮮側から板門店を訪れようとした際にも前日まで行けるかどうかわかりませんでした。朝鮮半島を襲った台風によって北朝鮮側の施設が破壊され、修理に時間がかかっていたとの理由でした。

いずれにせよ板門店観光は少しギャンブル的なところがあります。心は寛大に。もし中止になっても潔く諦めましょう。間違っても一人で突撃しないように。射殺されます。

ポイント③:一般的なこと

ここからは一般的なポイントを並べておきます。ツアー会社が教えてくれるはずですから詳しくはそちらを見てください。

板門店を見学する際には「ツアー会社は何があっても責任は取りません」との内容を含む誓約書を書きます。戦争(休戦中)の最前線に行くわけですから仕方のないことです。

板門店へ行く途中には韓国軍のパスポートチェックが入ります。くれぐれも忘れないように。また板門店ツアーは丸一日かかります。他の日程との兼ね合いも考えておきましょう。

まとめ

行きたいと思ってた観光地が無くなっちゃった!

なんてことがあり得るのが板門店観光の特異なポイントです。いつまであるかわからない。だからこそ板門店の観光地としての価値が上がっているとも思いますが。

いまの状態がいつまで続くかわからない板門店。ぜひ行けるうちに見ておきたいものです。

蛇足①

この記事を執筆している2020年4月現在、世界的なCOVID-19の流行によって日本から韓国への渡航も推奨されていません。あなたがこの記事を読んだ時、COVID-19の流行が収束し、海外旅行へ行ける環境が整っていることを願っています。

蛇足②

北朝鮮側から板門店を訪れる際には北朝鮮当局が指定したツアーを通じて訪れるしか方法がありません。外務省より北朝鮮への渡航はCOVID-19の有無にかかわらず自粛が求められています。渡航する際は自己責任となります。